VMware Workstation Player

Windows98を仮想マシンで使う

Wordpressで多言語対応サイト構築」で、「Google翻訳」を使っていたら、今からちょうど20年前のWindows98時代に「J-EBank China」と言う英文・中国文作成ソフトがあった事を思い出し、ちょっと使って見たくなった。
そこで、いまメインで使っているWindows10のPC上にWindows98の仮想マシンを作り、その機械翻訳ソフトをインストールした。
以下はそのセットアップ時の備忘録である。
(1)以前のVMware PlayerはVMware Workstation Playerと名を変えており、以前の仮想ファイルは使用不可であった。
(2)Windows98のisoファイルを仮想CD/DVDドライブとしてマウント。
(3)VMware Workstation Playerで新規仮想マシンを作成し、CD/DVDは(2)でマウントしたドライブを指定。 (4)VMware Workstation Playerを起動。
(5)あとは普通のセットアップだが、何せ4Kモニターのため、画面が小さく、とても見難い。
(6)途中、ドライバーが入っているドライブを要求されるが、マウントしたドライブが認識されないので、パス。
(7)これで、とにかく起動した。デバイスマネージ-を見ると「不明なデバイス」が、たくさんある。
(8)再起動させると、文字化けや読み込みエラーらしい文字の羅列だが、「Enter」で何とか起動。
(9)Windows98のisoファイルをアンマウントしてから起動。
(10)VMware ToolsをWindows98のCドライブからインストール。

画面の設定変更

VMware Toolsをインストールしたら、画面のプロパティを変更できるようになった。
そこで、画面を見易くするため、画面の領域を最大の1920×1440ピクセルにした。 更にフォントサイズを300%にした。これ以上だと、ダイアログが画面からはみ出し、ボタンを押せなくなる。

Windows98を再インストール

起動時のエラーは再インストールすれば直るかと思い、Windows98のisoファイルをCD/DVDにマウントしたあと、Windows98が起動した画面から、setup.exeをやった。このときは上書きになるのであるが、旧ファイルを保存するにチェックを入れた。(容量の関係で後で削除した) これで問題解決。次からはエラーメッセージが出ることなく起動できた。

98用のUSBドライバー

USBメモリをWindows98で動作させる為のドライバーは以前の記事で解決。このドライバーはまた使う可能性があるので、ダウンロード(2017/12/10現在ではnusb33j.exe)して然るべきフォルダに保存した。

J-EBANK China for Windows

ここでJ-EBANK China for Windowsをインストールして翻訳テスト。マニュアルの「文章は簡潔に」の文例を入れた。複文でなくて、単文がいいと言う例であるが、次の文を「翻訳」してみると
私は学校に行った。授業は無かった。
私は家へ帰って、そして、私はビデオ・ゲームで遊んだ。 I went to school. There wasn't lesson.
I returned to a house, and then, I played a video game.
我上了学。上课不在。
我回房子来,因此,我玩了录象机比赛。
我上了學。上課不在。
我回房子來,因此,我玩了録象機比賽。

Googleの翻訳だと、
I went to school. I did not have classes.
I came back home, and I played with video games.
我去上学了。 我没有课。
我回到家里,玩电子游戏。

と、一応は使えてるが、Windows98は未だ多国語対応前のOSなので、何かと使いづらい。

メール

ついでにメールも入れておくことにした。20年前はshurikenと言うジャストシステム社のメーラーを使っていた。これは別なパソコンの仮想マシンにも入れてあるが、複数あると安心。
方法はデータとして保存してあるものをそっくり、標準のフォルダに入れ、メールのアカウントをpc1~pc4までを作るとshurikenに表示される。こう書いておかないと、そのたびに悩むので今度からはもっと簡単にいく。ここで「owlnet」はWindows98のセットアップ時に使ったユーザ名である。 この時は個人別にしてあるので、2000年前後のやりとりがわかる。 何気なくそのメールを見ていたら、飯寿司と文字があったので、見ると、何と最近、話題の多かった「やまべ」であった。

インターネットで色々と検索していたら 貴社のページに行き着きました。早速のメールで失礼いたします。札幌に住む40歳手作り大好き主婦です。明日、白滝村から「やまべ」が100匹送られてきます。体長が10センチほどで 取り立てをマイナス40度で瞬間冷凍したものだそうです。
それを今や超貴重な「やまべの飯寿司」に加工したくて、どうしたらいいか全くわからなくてメールいたしました。実は3週間前に標津の「山漬け」を2本使って飯寿司に初チャレンジしました。ポリの樽の重さも含めて16キロにもなりました。
もしも、美味しくできなかったらどうしましょう・・・?と思いつつ、今は祈るしかありません。今は、明日来る「やまべ」のことが先決です。何か良いアドバイスがあれば 御伝授くださると有り難いのですが・・・。どうぞ宜しくお願いします。

山女魚を「やまべ」と書いているから、北海道育ちなのであろう。体長が10センチとは「山女魚の一夜干し」のと似ているが、100匹とはこれまた凄い。これじゃ失敗は許されない。そこで、私に相談してきたのである。

実は19日の午前中11月に漬けた最初の樽をひっくりかえして、本当は出来上がりは23日の予定だったのですが どうしても待ちきれなくて味見をしましたところ これがまた自分でいうのもなんですが 結構薄味で美味しく出来上がっていました。それで24日に東区のお友達にお届けする約束をしましたので もしよかったら、少しですがお届けにあがりたいのですが・・・。ご都合をお聞かせください。

地図まで添付くださり 感謝申し上げます。24日は何とか11時頃までには 頑張って走って行こうと思っています。南区の奥地より参りますもので道路状況により若干遅れるかもしれませんので 御了承ください・・・。「くまの23」の駐車場に赤のVOLVOで参ります。それでは 明日楽しみにしています。

こんなやり取りがあり、「山女魚の飯寿司とやらを貰ったのであった。さて、肝心の味はとなると覚えていないので、あまりいい印象ではなかったのだろう。
実際に送信を見ると

これは「製作者が違うとこうも違うか!」と言う食味でした。**さんの言われるとおり確かに薄味ですね。野菜なんかはサラダ風。最初に酢を感じるのですが、食酢を使っていますか?私の物とは違ったタイプの飯寿司と言う位置付けですね。

とあった。ここでメールのやり取りは終わっているが、酢を入れすぎて十分に発酵しなかったのであろう。今年は「仁世宇園」とのつながりも出来たので、来年は本格的に「山女魚の飯寿司」でも作ってみますか。


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