ポロト湖でウォーキング

みなみくん歩好会福祉バスウォーキング in ポロト湖

先ずはポロトだが、アイヌ語で「ポロ」は「大きい」、「」は「」の意味である。「大きい」と言っても相対的な話しで、西隣のポント湖(小さい沼)より大きい、と言う意味のようだ。
これまでポロト湖へは20年位前に一度行った記憶があるが、その前となると不明。一応、1970年代に会社の同僚と北海道ドライブ旅行をした時の写真を見たら「チセ」が写っていた。つまり、今回でポロト湖へは通算で3度目の訪問となる。

準備段階

昨年の平取町二風谷に引き続き、今年もアイヌが関係している白老ポロト湖となった。案内ハガキによると、

白老ポトロ湖周辺の新緑の美しい小径ウォーキング(往復3km程度)、虎杖浜での温泉入浴を予定しています。

昨年は、鵡川でシシャモを買ったから、今回は虎杖浜でタラコの購入となりそうだ。
ポロトには「ポロト自然休養林」と言うのがあるので、どうやら、ここを歩くようだ。同サイトに「ポロトの森散策マップ」があったので、これを印刷して持って行こう。

集合場所と時間

集合場所は南区民センター駐車場南側のまちづくりセンター横で、日時は2017年6月24日(土)の8時15分までに集合。会費は2,000円(含保険・入浴・入館料)。

ここからだと、歩いて15分程度だから、7時50分に出た。これまでは到着すると直ぐ受付に行ったが、今回は記録を意識していたので、待機中のバスを撮った。 受付をやっていた副会長さんの話しだと、きょうは参加者が少ないので、1人1座席も可能だと言う。前の方はいつもの通り、埋まっていたので、最後部から2つ目を選んだ。予定通り8:30出発。 座った席から頭が見える人だけを数えてみると、22人だったが、あとで確認すると今日の参加者は29人だと分かった。今回はこれまで私が経験した中で一番少ない。副会長さんの話だと、土曜日と言うのが影響しているらしい。なるほど、病院は休みだが、他の人の都合に影響されやすい曜日である。

昨年秋のバスの中では

昨年秋の福祉バスは五輪団地に残るサイン 大切に守る夫妻この住人とバスの席で一緒だった。この方は元カメラマンで、主にTBS関係の仕事をしていたそうだ。札幌でも以前、少し仕事をやったが、今は全部断っているとか。昨年の時点で札幌に住んで4年。今は埼玉や大分の孫の運動会などに行って、中型のカメラでムービーを撮っていると話していた。趣味が一致したので、バスの中では写真やムービーの話しに花を咲かせた。今年も会えるかも知れないと思っていたが、会長さんの話では会を脱退したとのこと。2年前、交差点で交通事故に遭ったと言うから、その後が良くないのかも知れない。

輪厚パーキングエリア見学

ちょうど2週間前、振内に行く途中、ここに立ち寄った。ここで、妹は振内への土産として持ってきた「白い恋人」が、人数の増加で足らなくなり、同じものを追加購入した。 この輪厚パーキングエリアで販売されている主な菓子メーカーは「石屋製菓・北菓楼・わかさいも本舗・六花亭・ロイズ・ルタオ・柳月・きのとや・もりとも・HORI」である。これだけあれば大抵は間に合う。ここは9:07到着の9:30出発。

白老ポロト自然休養村

白老インターを10:11分に出て一般道へ。そして、白老ポロト自然休養村には10:22に到着した。 ここで、「みなみくん歩好会高齢者福祉バス行程表」の解説を見てみよう。

白老ポロト湖
ナラ、カエデ、白樺などの原生林囲まれた周囲約4kmの小さな湖。周囲に広がる遊歩道は「日本の遊歩百選」に選ばれて、森林浴やバードウォッチングにおすすめで、近くにはキャンプ場もある。春はミズバショウ、秋は例年10月頃に紅葉スポット、冬はワカサギ釣りができるスポットになる。

恒例の準備体操のあと、ウォーキング開始。予定では「ポロト自然休養村3kmウォーキング」となっていたが、きょうは時間があるので、少し距離を延ばすと言う会長のアナウンスがバスの中であった。 ポロト湖一周コース歩行者専用道」を歩くこと8分で、水芭蕉の群生地が現れた。当然ながら今はこの通り大きくなった葉っぱばかりであるが、こんなのが、この先も何か所か続いた。 ポロト湖を半周程度歩いた所にコクワの木があった。ここに群生しているコクワの形態からして、どうやら、この場所に移植したものらしい。結局、ここで折り返して戻ったが、今回のポロト湖ウォーキングはここの約40分で、おしまい。

虎杖浜温泉 湯元「ほくよう」で入浴

各々がポロト湖畔などで昼食を済ませた後、次の虎杖浜温泉 湯元「ほくよう」へ向かった(12時30分発)。 「みなみくん歩好会高齢者福祉バス行程表」によると、

湯元「ほくよう」
ナトリウム塩化物泉(緩和性低張高温泉)、源泉100% お肌がすべすべ、明日も美人に。美人湯を代表する自慢の泉質天然温泉。最高の泉質最大の湯量を誇る温泉であり、その中でも300坪ある大露天風呂が心も体もリラックスさせてくれます。その他、内風呂は男女ともに、温度差の違う3つの浴槽を配し、ひのき・石作りなど全て源泉を100%使用しています。

私の入浴はいつも「烏の行水」なので、直ぐ出てきたが、案の上、顔見知りの人は誰もいなかった。特に女性陣は「美人湯」につられて、いつもより長湯であるに違いない。時間潰しのため、取り敢えず270円のソフトクリームを購入。しかし食べ終わると直ぐ手持ち無沙汰となり、外に出た。外装や内装から見て、ここは随分昔からあるようだ。お隣の立派だった建物はもう使われていない。どこにもある例だが、一時、この辺は賑わったに違いない。最初、ここに温泉? と想ったが直ぐ近くには登別温泉があるから、ここに温泉が出ても不思議はない。

これまでポロトへは

さて、このポロト湖であるが、記録を調べると、
最初の訪問は1978年夏の北海道ドライブ旅行であった。同僚の友人が所有していたマツダサバンナで、道央・道東・道南を回ったとき、この白老に寄ったのである。当時は世田谷区南烏山に住んでいたが、どう言うルートで北海道に辿り着いたか、全然、覚えていない。
この写真を拡大して見ると、「白老ポロトコタン、松永レキコトム」と読めるが、「レキコトム」と言うので検索しても、何も出てこない。 この「チセ」は今も同様な形で見ることが出来た。この中に入って写真を撮ろうと思って、入館料を見たら800円となっていたので止めた。 ※メモ:1978年当時のカメラはミノルタSRT-Superである。購入先はヨドバシカメラ西新宿店。
2度目1996年4月26日、支笏湖経由で白老ドライブをした時である。当時のメモによると、「6時半帰宅180Km位、ポロト湿原の水芭蕉は石狩観光にアップ済み」とあった。早速、「石狩観光」を開いてみると、「1996年4月26日、白老ポロト湖で水芭蕉を見たのが、水芭蕉探索の始まり。そして、そのすぐ後の30日、星置緑地にも行って見た。まくんべつ湿原へは2000年5月5日が最初だが、この時は未だ木道がなかった。」とあった。
つまり、私がポロト湖で見た水芭蕉が、「札幌及び札幌近郊の水芭蕉」を作る切っ掛けとなったのである。20年以上も前となると、顔は流石に若いが、脳力はいまの方がずっと上だ。写真では良く分からないが、この頃は太っていた。BMIだと25位だから、肥満と判定されるぎりぎりだ。 写真のような木道がないかどうか、探して見たが、ウォーキング道にはなかった。次の画像は撮影ポイント。 ちなみに今は21と極めて標準的だ。ここで、記念撮影をするつもりはなかったが、昨年秋の「定山渓さっぽろ湖紅葉ウォーキング」で、顔見知りになった女性が私を覚えていてくれて、お互いのカメラでパチリし合った。 ※メモ:1996年当時のカメラはミノルタDYNAX 7000i(α7700iの輸出モデル)であるが、台湾工場出向時代、動体予測に惹かれ、α7000をこれに買いかえた。

本日のお買いもの

シシャモとニシンの昆布巻き。それに予定通り、前浜で捕れたタラコ。〆て丁度2,000円となった。虎杖浜と言うと、ざらざら感とか、つぶつぶ感と言うイメージでタラコを買ったが、実際はそうではなかった。これなら、ロシア産でもよいが、違うのは新鮮さ。昆布巻きはこれからだが、さて、どんなお味? この日は薄曇りの空であったが、暑くもなく、ウォーキングにはちょうど良かった。それに交通の方も順調だったので、全て予定より早く事が進んだ。

車中での会話

車中での会話は、以前同じ福祉バスで知り合った人が中心となった。その内容は前回に引き続き、パソコンネットサービスについて、相手の質問に答えると言うものであった。もし、初めての人に当たったら、会話のキャッチボールができるよう、話題を豊富にしておく必要があるが、ゴルフやパークゴルフとなると一度もやった事がないから、まるでダメだ。

何歩になった?

ポロト湖ウォーキングだけでは大した歩数にならないが、トータルでは13482歩と、今年一番の数字になった。

使用カメラ

今回はポロト湖のどこを歩いたかを、GPSで辿って見ようと言う訳で、NIKON S9700にした。これだと軽いので、ウォーキングの邪魔にならない。その代わり、「写りはそれなり」なのは仕方ない。

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